「ペリーのお願い」「ペリーのピアノ教室」「ペリーの吉野家」・・・今ちまたで密かなブームとなっているこれらを知っていますか?
このサイトのタイトルは「ペリーのお願い」ですが、「ペリーってあのペリー??」って思ったあなた!そうです。「あのペリー」です。ペリーのフルネームは「マシュー・カルブレース・ペリー」(英:Matthew Calbraith Perry, 1794年4月10日 - 1858年3月4日)といいます。ペリーはアメリカ海軍の軍人です。政治家ではなかったんですね。かの有名な「エリー湖の戦い」におけるアメリカ海軍の英雄であるオリバー・ハザード・ペリーの弟にあたります。日本の江戸時代に艦隊を率いて鎖国をしていた日本へ来航し、開国させたことで日本人にはおなじみです。1854年2月13日(嘉永7年1月16日)に旗艦サスケハナ号など7隻の軍艦を率いて現在の横浜市金沢区の沖に迫り条約締結を求め、3月31日(旧暦3月3日)に神奈川で日米和親条約を調印しました。ちなみに日本語名は「彼理」なんですよ〜。
「ペリーのお願い」「ペリーのピアノ教室」「ペリーの吉野家」など、これらが一体何なのか?わからない方もいらっしゃると思うので、ここで解説しましょう。これは、劇団大人計画の宮崎吐夢さんが雑誌「TECH Win」(アスキー)の付録CD-ROMに収録したネタや曲のタイトルなんですね。「ペリーのお願い」は宮崎吐夢さんの作品ですね。これらの作品がネット上でフラッシュムービーとなって紹介されたりしているんです。また、宮崎吐夢さんの「ペリーのお願い」のテイストを模倣したような動画が雨後のタケノコのごとくネット上にたくさん出てきました。もちろんペリーの動画なんてどこにも残っていないんですが、想像して勝手に作ってしまうとこれが中々笑えるんですね〜。
「ペリーのお願い」が何なのか、それを誰が作ったのか、というところまではご理解頂けたかと思います。先ほども少し触れましたが、「ペリーのお願い」に影響された様々な作品がネット上に紹介されています。有名なものとしては「ペリーの吉野家」なんかがあります。これは「ペリーのお願い」といわゆる「吉野家コピペ」を組み合わせたユーモアあふれる(?)作品です。吉野家コピペの詳細については触れませんが、簡単に言うと2ちゃんねる用語ですね。吉野家について苦言を呈したカキコがルーツなんですけど、その文面の「吉野家」とか「150円引き」とかの単語を全く別の単語に置き換えて、元の文面をそのままコピペして使う事です。いずれにしても「ペリーの肉声」(笑)が聞けますので、色々探して見てください。砂糖水なんかがオススメですよ〜